プリザーブドフラワースクール選び5

2008年にリーマンブラザーズの倒産に端を発した世界的な金融恐慌は日本をも飲み込み、あれから1年以上を経た現在も、残念ながら日本経済は回復の糸口をつかめていない感があります。日本でも大型企業の倒産が珍しくなくなってきました。
最近は日本の多くの企業が顧客管理に力を入れています。不況の世の中売り上げを確保するべく、営業担当者が一生懸命客先を走り回っています。ですが営業担当者は往々にして、営業ノルマを達成するべく売上高を伸ばすことだけを重視しがちです。そして顧客管理がおぼつかないままそれが行き過ぎてしまうとします。するとこのようなことが起こってしまうでしょう。つまり例えば信用に不安のある得意先に対して無計画に大量に製品を売ってしまい、挙句の果てにその客先が倒産してしまって、結果製品の売り上げ代金を回収できなくなってしまうということです。これがバブル崩壊後に多く見られた多額の焦げ付き、即ち貸し倒れです。折角売り上げた商品の代金が回収できなくなったというトラブルを防ぐため、最近ではどこの企業でも取引先の信用管理や与信管理を強化しているのです。
今の話は企業間における取引で起こりうることですが、これに似たようなケースなら、私達の身の回りでも起こりうる話です。例えばある会員制の美容院やフィットネスクラブ等に前払い金を払って会員になったもの、その後その美容院やフィットネスクラブが倒産してしまって、そのサービスが受けられなくなったばかりか、既に支払ったお金も回収できなくなってしまったとします。これでは丸損と言うことになってしまいます。決して起こりえない話ではありません。私達の生活にも常にこのようなリスクが潜んでいると言えます。まして現在の不景気の最中にあっては尚更です。私達もあまり疑心暗鬼になることはないでしょうが、それでも最低限の注意を喚起し、自分のお金と権利を守る意識を持っておかなければなりません。
そこでプリザーブドフラワー協会及びプリザーブドフラワースクールの話に戻りますが、これらを選ぶ際も同じ、即ちプリザーブドフラワー協会やプリザーブドフラワースクールの経営母体がしっかりしているかどうか、ということです。
現在は日本にも数多くあるプリザーブドフラワー協会やプリザーブドフラワースクールですが、例えば学校や予備校或いはカルチャースクール等とは違って、プリザーブドフラワー協会や教室の場合、一人の先生が趣味の延長で個人運営しているところがとても多いと言われています。学校と言えば普通は学校法人が運営しているケースが殆どですが、プリザーブドフラワー協会、プリザーブドフラワースクールの場合法人運営されているそれは実は極めて少数です。皆さんが例えば専ら自らの趣味だけでプリザーブドフラワーを習いたいと言うのなら、先生との相性やその先生の作るデザインの好み、或いは極端な話井戸端会議ではないですが友達や近所の人たちとわいわい楽しく学べるような環境を優先してもいいでしょう。ですが皆さんがもし後々までのキャリアを考えて、プリザーブドフラワーの資格を取ってそれを基に何かしようと考えているのなら、しっかりと運営されているプリザーブドフラワー協会、プリザーブドフラワースクールを選択すべきだと思います。高い授業料を払った後で、そのプリザーブドフラワースクールが倒産してしまったのでは元も子もありません。そうしたお金の要因もありますが、それ以上に強調しておきたいのは、プリザーブドフラワーの資格取得コースの場合、学習期間よりもプリザーブドフラワーの資格を取得してからの時間の方が長くなりますので、卒業後に協会から受けられるサポートの面から考えても、不安定な個人運営のプリザーブドフラワースクールではなく、法人として安定した経営のなされている協会でプリザーブドフラワーに関する資格を取ることを選んだ方が安心でしょう。

recommend

Last update:2016/11/25